数学塾variée@吉祥寺

数学塾の中の人の日記

参考書代をケチってはいけない

数日前のツイートの補足。

塾講師やってた頃にもこういう子はたまにいて,「過去問コピーしてください。一応受けるんですけど赤本買うほどじゃないんで」と悪びれもせず言われました。著作権の侵害になるのですべて断りましたが。

参考書,特に過去問集にお金をケチってはいけないと思います。第一に過去問集ほどその大学の出題傾向にあった参考書はありません。第二に本はコピーの束よりもずっと使いやすいです。数万円の受験料を払って何時間もの試験を受けるのに,ほんの数千円の出費をケチるなよと思います。

まえに参考書にお金をかけない生徒がいたのですが,正直「なんだかなあ」と思っていました。その人は基本的に古本ばかり買っていて,旧課程のものや改訂前のものも使っていました。安かったんでしょうね。私が持っている本とは問題が違ったりページがずれていたりして,指導が無駄に面倒でした。同じ本を使っていれば,たとえばメールで質問されたとき「◯ページに類題が載ってるよ」と返せますが,これができない。

「ネットで教材をダウンロード」もよくやっていました。HPやpdfのプリントアウトをよくもっていましたが,どこかの誰かが不特定多数に向けて書いたものが市販の参考書よりも優れているとは思えませんでした。題材のセレクトもそうですし,誤植も多かったはずです。

再受験生などの場合,お金は有限ですがか節約したいのはわかりますが,本にはお金をかけるべきだと思います。