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数学塾variée@吉祥寺

数学塾の中の人の日記

『ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣』

読書

『ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣』を読みました。

ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣

ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣

これは「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞」のビジネス部門でベスト10に入った本で,タイトル通り技術者向けのビジネス本です。
http://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/result

受験勉強をもとに技術者のスキルアップ法を述べるくだりがあり,受験本としても読むこともできます。たとえば,第1章にはこのように書かれています。

自分にとって最適な「勉強のやり方」を身につけた過程を分析すれば,仕事で必要なスキルを身につけることに応用することができるはずです。

テストのときや受験のときに「勉強のやり方」が身につくのは,「テスト」という現状分析ツールを使い,目標をもって勉強するからというのが私の意見です。

テストで優れていると分析された分野は,勉強のやり方がうまくできている分野です。そのやり方をさらに効率的に変えていけば,短期間で成果が出せるようになるでしょう。


逆に,劣っていると分析された分野は,そもそも勉強をしていないか,勉強のやり方が悪いかのどちらかです。勉強をしていないのであれば,勉強をすれば成績は伸びる可能性があります。勉強をしているにもかかわらず成果が残せていない場合には,勉強のやり方が悪いのですから,やり方を変えて勉強してみる必要があります。

以下,「○○模試」のようなツールをもたない社会人がどのようにして現状分析し,改善していくべきかが書かれています*1。そこらへんは割愛して受験勉強に役立ちそうなアドバイスを拾ってみましょう。

  • 結果分析とは,後悔することでも反省することでもない。
  • 問題解決や自己分析を行うときには,「原因は一つとは限らない」ということを念頭におく。

これらを念頭において,受験業界のFAQである「どうやったら計算ミスを防げますか?」を考えてみるとよいでしょう。「ミスが多いのは計算力がないからだ。次は頑張る」みたいな脳味噌筋肉な,そして無意味な発想は避けられると思います。

この本の受験勉強本としてのまとめは

テストという分析ツールを活用して,PDCAサイクルをまわせ

となるでしょうか。分析は塾・予備校が肩代わりできます。生徒さんにはそれをもとに,勉強のやり方を適宜変えていってほしいですね。

同種の本としては『世界一やさしい問題解決の授業』もおすすめ。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

*1:コミュニケーションなど,他のこともたくさん書いてあります。